青空の下、田舎道をドライブ

いつも想い出にやさしく寄り添ってくれるスタッフさんの心遣いに感謝

西の空に並ぶ木星と金星

年を取ってくるといろんなものが鈍る
当然のことだけど

だからこそ、鈍らせちゃいけないアンテナがある
いままで以上に感度を良くしていないと…

現実を見ずに希望的見地に流されてはいけない
時間は戻らない

ロクちゃんが亡くなったのをきっかけに、ギターを手にしてから、6年と9ヶ月くらいになるのかな？

まさか自分が、チューニングのフレットをネットで検索する日が来るとは夢にも思わなかった（笑）
検索しながら、「情けない、こんなの笑えねー」と、思った
コードもまともに押さえられない、なので、まともな音も出ない(泣)

せめて、ギターの音のイメージは持っていたかったので、
その頃買った井上堯之さんのDVDを、毎日朝から晩まで観ていた
アコースティックを弾く堯之さんの姿が新鮮だった

中でも、『街角・パントマイマー』がお気に入りになった
指板の上で指が踊っている、指先までもパフォーマー

ずーっと楽器には触れてなかったので、耳の音感も指先もズタボロ（笑）のまま
耳と映像を頼りに真似して弾いてみた
この時がハイポジション・デビューになった

「いきなりそこ行くか！」と、自らツッコミを入れつつ（笑）

目標は高いほどいいのよ、但し、足元は一歩ずつ
常に "いま" の自分の一歩でも半歩でも先を目指す
これが我が流儀


コードを押さえてアルペジオもいいけど、指先を踊らせるのも楽しい
そんな楽しみ方を覚えた時期であった

スカボロ・フェアで指先が躍る

記憶ぅ

三連符＋シンコペーション
ちょっと手こずるくらいが弾いてて楽しい

"ちょっと" だと？！

くっそー！！
と、地団駄踏みながら
何度も再チャレンジするくらいが一番楽しいよ（笑）

アクションゲームでコントローラーを放り出したくなる難易度が楽しいのと同じなのだ
『Sweet Memories』が、いまのステージのラスボス

でも貴方を見た時 ♪

ギター・ソロはメロディと "和音の嵐" を分解するのが面倒（笑）で、なかなか手が出ない
いまのところ、装飾音いっぱいのウクレレ・ソロの楽譜がちょうどいい練習課題

異邦人
煙が目にしみる
雨にぬれても
スカボロ・フェア
Sweet Memories


きらきらのアルペジオのギター・ソロもっと聴きたい
けど…
聴けないなら自分で弾くしかない

泣かせる音じゃん…

中学生の頃、病院通いの待合室で、連載中の『大純情くん』との出会いから始まった
"松本零士ワールド"

序章は『宇宙戦艦ヤマト』

男おいどん
大四畳半大物語
ワダチ
インセクト
宇宙海賊キャプテンハーロック
Queenエメラルダス
銀河鉄道999

『わが青春のアルカディア』 ならぬ 『わが青春の松本ワールド』


友人たちとギターを弾いていた高校時代
"ラーメンライス" と "トリさん" と "サルマタケ" と共にあった

↓ '82年 勝平とどん兵衛

only you and I

毎夜マーちゃんの悲愴な叫び声が響き渡る

たまに出掛けると、鉄砲玉のように帰ってこないのが心配のタネなのか
ここのところずっと監視されている（笑）


マーちゃんはヨチヨチ歩きが始まって、周囲のものを認識し始めた頃
"親猫" こと私の存在に気が付いて

『オマエ、マーちゃんのオンナにゃ』
と、宣って

それ以来、"マーちゃんのオンナ" になった（笑）

膝の上にやって来て、ゴロンと仰向けになってお腹を出して、日に数度
『オイ、ウリウリしろにゃ』
と、いうのが日課だ


マーちゃんは子供の頃のシャンプ―がトラウマで
お風呂場に近寄ろうとすると、1mくらい手前からウォー！！という雄叫びとともに激しく抵抗する

そのマーちゃんがお風呂場の入口で、ずっと監視している

早く出て来いにゃー！
そんなところに居るとキケンにゃー！！
なんでグツグツしておダシなんか取ってるんにゃー！！！

お風呂に入っている間、ずっと悲痛な叫びが聞こえてくる
顔は大真面目で、パニックに近い叫び方で…
ボスとしては、オンナの身を案じてくれているらしい

歴代で一番甘えん坊のボスだ（笑）

転調に入ったところのアルペジオが好き
あっさり弾けるようになってくると、物足りなくなってくるのだよなあ
なんという贅沢な悩みだ

この先は研鑽の道を突き進むのみ
しかし… 言うは易し（笑）
気がつけば目の前に壁
まあ、7年前の壁に比べたら大したことないか

さよならだけの手紙 ♪

すみっコでミュートしたっていいじゃないか

お腹をすかせて迷い込んできた真っ白な猫
すでに去勢済みだった
引越しで置いていかれたと思われる数匹の猫の中の一匹

耳が聞こえていないと判明するまで一年以上かかった
それなりにリアクションがあったので気が付かなかった
目も片方不自由だったようで、首を振り振り歩くのがクマーの個性だった
聞こえていないのが分ってからは、大きな身振り手振りで話しかけるようにした

以前の飼い主は耳が聞こえていないことを知っていたんだろうか？

バレンタインデーの夜明け前に亡くなったクマーちゃま
「忘れないでクマー」と、言ってるような気がした

愛すべきクマーちゃま、忘れないよ